フロアコーティングの掃除方法|水拭き・洗剤の正しい使い方

フロアコーティングの掃除方法は、乾拭きと水拭きを基本とするシンプルなお手入れです。コーティングの種類ごとに適切な方法を知ることで、施工品質保証の期間いっぱい美観と保護性能を維持できます。
この記事でわかること
- フロアコーティング施工後の正しい掃除手順(乾拭き・水拭きの頻度と方法)
- コーティング種別ごとのお手入れポイントと施工品質保証年数
- 使える洗剤・絶対に使ってはいけない洗剤の違い
- スチームクリーナーなど、コーティングを傷める掃除道具の注意点
- 長期間美観を保つための定期メンテナンスの目安
目次
フロアコーティングの掃除方法:基本の考え方
フロアコーティング後のお手入れは、乾拭き・水拭きを軸とした日常ケアが基本です。ワックスの塗り直しや剥離作業は一切不要で、正しい方法を継続することでコーティング本来の保護性能を長期間維持できます。
フロアコーティングとは、フローリング表面に強固な保護膜を形成し、傷・汚れ・水分から長期間守るコーティングです。ワックスとは根本的に異なり、施工後に硬化・密着するため剥離や塗り直しが不要になります。日常的なお手入れを正しく続けることが、20年・30年という長期保証を最大限に活かす鍵となります。
ワックスフリーでも掃除は必要?正しい理解
「ワックスフリー」とはワックスがけが不要になることを意味し、掃除が一切不要になるわけではありません。生活の中でホコリ・皮脂・砂などが床面に蓄積するため、放置するとコーティング表面の光沢が失われたり、汚れが固着して落ちにくくなったりします。
近年の住宅に多く採用されているオレフィン化粧シートや硬質シート加工フィルムタイプの床材は、一定期間ワックスなしで美観を保てる設計ですが、長期間にわたって保護性能を維持することはできません。フロアコーティングはその表面にさらに強固な保護層を形成することで、ワックスフリー床材の弱点である水分への脆弱性や摩耗からフローリングを長期保護します。
日常お手入れの基本|乾拭き・水拭きの手順
日常のお手入れは、乾拭きまたは掃除機がけを軸に、週1回の水拭きを加えるだけで十分です。特別な洗剤や道具は不要で、シンプルなルーティンを継続することで美観を維持できます。
乾拭き・掃除機がけ(毎日から2日に1回)
床面のホコリ・砂・小石などの硬い異物は、蓄積すると摩擦でコーティング表面を傷つける原因となります。フロアワイパー(ドライシート)や掃除機でこまめに除去することが、コーティングを長持ちさせる第一歩です。掃除機はフローリング用の柔らかいヘッドを選び、砂や小石は発見次第すぐに取り除いてください。
水拭きの正しい手順(週1回程度)
固く絞った布での水拭きが基本です。水分を床面に残さないよう、水拭き後は必ず乾拭きで仕上げることがコーティングを長持ちさせる鍵となります。
- 事前に乾拭きまたは掃除機がけでホコリ・砂を取り除く
- 清潔なマイクロファイバークロスを水で濡らし、水が滴らない程度に固く絞る
- フローリングの木目に沿って、力を入れすぎず優しく拭き進める
- 水拭き後すぐに、乾いた別のクロスで乾拭きして水分を完全に除去する
- 梅雨時など湿度が高い季節は、乾拭きをより丁寧に行う
コーティング種別ごとのお手入れポイント

コーティングの種類によって塗膜硬度・保証年数・特性が異なります。ご自宅に施工されているコーティングの種類を確認し、それぞれの特性に合ったお手入れを実践してください。
| コーティング種類 | 塗膜硬度 | 施工品質保証 | お手入れの注意点 |
|---|---|---|---|
| セラミックガラスフロアコーティング | 6H以上 | 30年 | 中性洗剤使用可。研磨剤・有機溶剤は禁止 |
| ワンニャンすべらんフロアコーティング | 6H以上 | 30年 | 中性洗剤使用可。研磨剤・有機溶剤は禁止 |
| ガラスフロアコーティング | 6H以上 | 20年 | 中性洗剤使用可。水分は速やかに拭き取る |
| シリコンフロアコーティング | 4H | 20年 | 中性洗剤使用可。有機溶剤は厳禁 |
| UVフロアコーティング | 4H | 20年 | 中性洗剤使用可。高濃度アルコールは要注意 |
| 水性ウレタンフロアコーティング | HB | 10年 | 中性洗剤を薄めて使用。水分はすぐ乾拭き |
※塗膜硬度は第三者機関による評価試験結果を基にした数値です。床材の色や材質により光沢感が異なる場合があります。
セラミックガラス・ワンニャンすべらん(施工品質保証30年)
M&Mのフロアコーティングの中で最も硬度が高く(塗膜硬度6H以上)、耐薬品性・耐水性にも優れています。実際の施工現場でも、施工後に中性洗剤を使った水拭きを長期間繰り返しても光沢が維持されているケースが多く、日常お手入れで特別な注意が少ないコーティングです。ただし、硬度が高くても研磨剤入りのクレンザーやシンナーなどの有機溶剤は表面にダメージを与えるため、使用は厳禁です。
ガラス・シリコン・UVフロアコーティング(施工品質保証20年)
いずれも耐久性・耐水性に優れたコーティングですが、シリコンおよびUVフロアコーティングは塗膜硬度が4Hであり、研磨剤や強い摩擦に対してセラミックガラスより慎重な取り扱いが必要です。高濃度アルコールの除菌シートや有機溶剤の使用は避けてください。ガラスフロアコーティングは6H以上の硬度を持ちますが、水分が長時間残ると密着部分への影響が懸念されるため、水拭き後の乾拭きを徹底してください。
水性ウレタンフロアコーティング(施工品質保証10年)
水性アクリル系ウレタン樹脂を使用したコーティングで、塗膜硬度はHBと他のコーティングより柔らかい特性があります。水分が表面に長時間残ると白濁や劣化の原因になる可能性があるため、水拭き後は速やかに乾拭きで仕上げることが特に重要です。洗剤は中性に限定し、他のコーティングよりさらに薄めに希釈して使用してください。メラミンスポンジや硬いブラシは塗膜を傷つけるため使用しないでください。
フロアコーティングに使える洗剤・使ってはいけない洗剤
フロアコーティングには中性洗剤のみ使用できます。強アルカリ性・強酸性・研磨剤入りの洗剤はコーティングを劣化させるため使用禁止です。洗剤を選ぶ際は、成分表示の「pH」と「研磨剤の有無」を必ず確認してください。
使用可:中性洗剤の選び方と使い方
フロアコーティングに安全に使用できるのは、pHが中性(6から8程度)の住宅用洗剤です。使用の際は必ず水で薄めてから使用し、原液を直接床面に塗布しないでください。洗剤成分が残ると変色やシミの原因となるため、使用後は水拭きで2度拭きし、最後に乾拭きで仕上げることが重要です。
使用禁止:コーティングを傷める洗剤・薬剤一覧
| 種類 | 代表例 | コーティングへの影響 |
|---|---|---|
| 強アルカリ性洗剤 | 塩素系漂白剤(カビキラー・ハイターなど) | 変色・コーティング剥がれの原因 |
| 強酸性洗剤 | トイレ用洗剤・クエン酸の高濃度液 | コーティング層の溶解・光沢喪失 |
| 有機溶剤 | シンナー・ベンジン・除光液 | コーティングを溶解させるため厳禁 |
| 研磨剤入り洗剤 | クレンザー・磨き粉 | 表面に細傷が入り光沢が失われる |
| 高濃度アルコール製品 | アルコール70%以上の除菌スプレー | 種類によって白濁・光沢低下の可能性 |
コーティングを傷める掃除道具と注意点
洗剤だけでなく、掃除道具の選択もコーティングの寿命に直接影響します。以下の道具・方法はコーティングへのダメージが懸念されるため、使用を避けてください。
| 避けるべき道具・方法 | コーティングへの影響 |
|---|---|
| スチームクリーナー | 高温の水蒸気がコーティングの剥がれや密着力の低下を引き起こす |
| メラミンスポンジ | 研磨作用によりコーティング表面に細傷が入り光沢が損なわれる |
| 硬いナイロンブラシ・タワシ | 表面を摩耗させ、経年劣化を早める原因となる |
| ワックスの重ね塗り | コーティングとの密着不良が生じる可能性がある |
| 重い家具の引きずり | コーティング層を越えた深い傷の原因となる |
家具を移動する際は持ち上げるか、脚部にフェルトパッドを貼ってから動かしてください。コーティングを傷める原因の多くは、日常的な使い方の積み重ねです。正しい道具を選ぶことが長期保証を最大限に活かすことにつながります。
M&Mのフロアコーティングが長持ちする理由|安全性と品質

M&Mのフロアコーティングが長期間にわたって美観と保護性能を維持できる背景には、第三者機関による安全性・性能評価試験の実施と結果の全公開があります。自社評価のみに依存せず、客観的なデータで品質を証明しています。
| 品質基準・認証 | 内容 |
|---|---|
| 全製品F☆☆☆☆対応 | ホルムアルデヒド放散量が最も安全な等級。乳幼児やペットがいる住環境でも安心して使用できる |
| 業界初SIAAマーク トリプル取得 | 抗菌・抗ウイルス・防カビの3性能を(一社)抗菌製品技術協議会が認証。一般財団法人ボーケン品質評価機構にて試験済み |
| 日本ハウスコーティング協会加盟 | 安全性・技術力・品質を認められた企業のみが加盟できる業界団体に加盟済み |
| 第三者機関による安全性評価試験の全公開 | 試験機関・試験内容・結果をすべてホームページ上で公開し、透明性を確保 |
| 建設業許可・ISO取得 | 厳格な社内施工レベル基準をクリアした自社施工スタッフが責任を持って施工 |
施工品質保証はセラミックガラスフロアコーティングで30年、水性ウレタンフロアコーティングでも10年と、長期にわたる保証を提供しています。これは第三者機関による性能評価試験の裏付けがあるからこそ実現できる保証期間です。
定期メンテナンスの目安
日常のお手入れに加えて、定期的な状態確認を行うことでコーティングの性能をより長く維持できます。以下を目安に、ご自宅の床の状態を定期的に確認してください。
| 頻度 | お手入れ内容 | ポイント |
|---|---|---|
| 毎日から2日に1回 | 乾拭き・掃除機がけ | 砂や小石はコーティングを傷める。こまめな除去が重要 |
| 週1回程度 | 固く絞った布で水拭き | 水拭き後は必ず乾拭きで仕上げる |
| 月1回程度 | 中性洗剤を薄めた液で念入り水拭き | 洗剤成分が残らないよう二度拭きを徹底する |
| 気になったとき随時 | 施工業者への相談・点検依頼 | 部分補修・再施工の判断は専門業者に委ねる |
なお、コルクフローリングやクッションフロアはコーティング剤の密着性に課題が生じる場合があります。また、既存のワックスが厚く残っている床材は完全除去が必要なため、施工前に必ず確認が必要です。これらの床材については、施工の可否を含めて事前に専門スタッフへご相談ください。
よくある質問
- Q. フロアコーティングは水拭きしても大丈夫ですか?
- はい、水拭きは可能です。固く絞った布を使い、水が滴らない程度に絞ることが重要です。水拭き後は必ず乾拭きで仕上げ、床面に水分を残さないようにしてください。
- Q. フロアコーティングの掃除に洗剤は使えますか?
- 中性洗剤のみ使用できます。塩素系漂白剤・強アルカリ・強酸性・研磨剤入りの洗剤はコーティングを傷めるため厳禁です。使用後は必ず水拭きで洗剤成分を除去し、最後に乾拭きで仕上げてください。
- Q. フロアコーティング後のワックスがけは必要ですか?
- 必要ありません。フロアコーティングは一度施工すれば定期的なワックスがけが不要です。ワックスを重ね塗りするとコーティングとの密着不良が生じる可能性があるため、使用しないでください。
- Q. スチームクリーナーはフロアコーティングに使えますか?
- 使用できません。高温の水蒸気はコーティングの剥がれや密着力の低下を引き起こします。コーティングの種類にかかわらず、スチームクリーナーの使用は避けてください。
- Q. フロアコーティングの掃除頻度はどのくらいが目安ですか?
- 乾拭き・掃除機がけは毎日から2日に1回、水拭きは週1回が目安です。月に1回は中性洗剤を薄めた液で念入りに拭き取ることで、コーティング本来の光沢と保護性能を長く維持できます。
コーティングの選び方や種類ごとの特徴について詳しく知りたい方は、フロアコーティング選び方ページもあわせてご確認ください。
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